インテリアコーディネーター(IC)試験に合格し、ICとして活動しようとお考えの方に

インテリアコーディネーターの資格を取得したら、個人事業主として独立開業したり、法人を設立したりすることを夢見る方が多いのではないでしょうか。

先輩ICを見れば、個人事業主としてまたは法人の代表として活躍している方々が現にたくさんいらっしゃいますので、実現できる夢ではあるのです。

 

しかし、その前に・・・やらなければならないことは山積。

ICになったものの、何をどこからどのように始めれば良いのかさえ、最初は誰も分からない上、仕事のやり方や受け方はなかなか教えてもらえないものです。

近頃では専門学校や資格取得のスクールもあり、多くの書籍もありますので、情報は与えられておりますが、書籍や机上の勉強の話と現実の仕事とは随分と異なるものです。

 

では、実際に何をすれば良いのか、参考までにいくつか挙げてみます。

  1. インテリアに関わる知識を積み重ね、スキルを磨くこと
  2. 「強み」(アピールポイント)となる何かを見出すこと
  3. 人脈を作り、広げること
  4. 仕入先や外注先や協力者を確保すること
  5. ある程度の資金を作ること
  6. プロのICとして活動するための道具を揃えること 

これらについて、以下簡単ではありますが説明を加えさせていただきます。

 1.インテリアに関わる知識を積み重ね、スキルを磨くこと


お客様からのインテリアの相談・依頼はひとつとして同じものはありません。

モノや情報が溢れ、趣味や嗜好が多岐に渡る現代社会において、インテリアの好みだけでなく、家族構成やライフスタイルなどによっても求められる条件が異なるため、画一的なコーディネートではお客様の多種多様なニーズに対応出来なくなっています。

インテリアのエレメントも多種多様であり、常に新商品・新素材のモノが生み出される一方、競争の激しさから商品・素材のライフサイクルが短くなっており廃盤化されるモノも多くなっています。

各種法令や規制も加わり、以前は問題なかったこと・許されたことが規制されたり、制約されたりするモノやコトもあります。建築基準法、消防法やその他法律、環境規制の改正などにも常にアンテナを張る必要もあります。

また、PCやインターネットの発展、IoT(Internet of Things)の普及、家電製品の多様化などにより、インテリアにおいてもインターネット回線や各種配線にまで配慮する必要性も増しています。

 

時代や環境が変化すれば、その変化に応じてインテリアコーディネーターも情報を集め、知識を吸収し活用できなければなりません。

常に情報、知識のアップデート(更新)を行い、インテリアコーディネートのスキルを高めていかなければなりません。

ここが止まると「時代遅れ」などということになり、インテリアコーディネーターとしての活躍も難しくなりかねません。

 

インテリアコーディネーターの資格を取得したものの、どうしたら良いか悩んでいる方も含めて、業界の知識や常識や慣習を学んだり、技術を培うためにも、建築関連企業、建築設計事務所、インテリアエレメントに関する商品や素材を扱う企業で何年かに渡って下積み経験をするのも良いのではないでしょうか。

また、社会人経験はどんな業界においても重要であり、応用が利くものでもありますので、人間としての幅を拡げる意味でも、インテリアや建築とは遠い業界で経験を積んだとしても、その経験や実績はICとしても十分に活かせます。

どのような形であれ、インテリアコーディネーターとして仕事をしていくその前に、一人の人間としての「アイデンティ」がしっかりしていることが大切です。

 2.「強み」(アピールポイント)となる何かを見出すこと


毎年多くのインテリアコーディネーターが世に輩出されるだけでなく、一級建築士、二級建築士、インテリアプランナー、デザイナーなどとは業務範囲が重なる場合が多々あります。

そして、ICの置かれている現状として、インテリアコーディネーターに対する世間の認知度はまだまだ低く、「インテリアの専門家=インテリアコーディネーター」と結びついてはいないのです。

インテリアの相談や依頼をしたいと思ったときにお客様が探し始めて、その際「インテリアコーディネーター」という存在や言葉にはじめて気付くということもあるかもしれません。

新築マンション購入の際には、無料のインテリアコーディネートサービスが附随していることが多いのですが、そのような場合は、相談相手がICだと意識されないこともあるようです。

また戸建住宅購入や建築の際には、建築士やデザイナーが介在するため、インテリアコーディネート業務についても、建築士やデザイナーが担当することが多々あります。

つまり、インテリアコーディネーターの認知度の問題もあり、現実の仕事の場では多くの競争相手が存在しており、その競争相手との何らかの差別化が出来ていなければ、インテリアコーディネーターとしての仕事の受注には至らないということになります。

その「差別化」をどうやって行うかが大きな問題であって、そのためにも何らかの「強み」(アピールポイント)を身に付ける必要があります。

得意分野が何か、好きなスタイルは何か、自分らしさを活かせるものは何か、などが「強み」を見出すヒントになります。

また、「強み」というからには、詳細な知識や技術を持たなければ意味がありませんので、それ相応の経験も必要なことは言うまでもありません。

 3.人脈を作り、広げること


インテリアコーディネーター(IC)資格を取得したならば、業界団体であるICの団体(協会)に加入するのがお薦めです。各地域に団体がありますので、問い合わせてみてください。

「なぜ業界団体に加入する必要があるのか?」 こう思われる方もいらっしゃるでしょう。

活動する前には、やはり情報が必要であって、資格取得時の勉強や独自収集では得られない情報が業界団体にあることも多いのです。

また、多くのICが集まって、セミナーや勉強会も行っていますので、これらに参加することもできます。

そして何より大事なのが、業界団体の会合に出席することにより、たくさんの先輩ICに会うことができ、実際どんな仕事をしているのか、どんな道を歩んできたのか話を聞くこともできるでしょう。

業界団体にはICのほか、インテリア関連企業も多数参加しており、各企業の代表や社員もセミナーや勉強会に参加してくれており、企業サイドの生の声を聞ける機会も多くあります。

以上簡単に書いていますが、自分次第でインテリアコーディネーターとしての人脈を拡げていくことが出来るわけです。

この人脈こそが後々の独立で役立つようになります。

 4.仕入先や外注先や協力者を確保すること


インテリアコーディネーターとして独立開業するには、インテリアエレメントである様々なアイテムを仕入れたり、製作することが欠かせません。

メーカーや卸業者や小売店舗を数多く知り、それら企業から仕入れることが出来なければ、仕事が上手く回りません。

インテリアコーディネーターとして「コーディネートプランの提示」だけで仕事が完結することは少なく、お客様の元にモノを納品・設置して完了します。

お客様のニーズと現場の状況によっては、既製品では対応できず、一から製作するケースも多々あります。生地とスタイルを決めて窓サイズに合ったカーテンをオーダーするということは、ほとんどのICが行いますが、造作家具をデザイン設計できるようになるとお客様の満足度も高くなります。

では、それらの製作をどこに発注すれば良いのか、製作の仕方や細部の納め方など相談しながら進められる業者さんは強い味方です。また、ちょっとした雑工事を頼める人がいるかどうかで受けられる仕事の範囲が変わってきます。

仕入先や外注先や協力者を確保しておくことが独立開業には欠かせないのです。

(これも上記3.の人脈作りに関係しています。)

 5.ある程度の資金を作ること


個人事業主であれ、法人を設立するのであれ、独立開業するにはある程度まとまった資金が必要になります。

仕事やお客様があって独立する場合は比較的スムーズにスタート出来ますが、ゼロから独立開業する場合は資金的余裕を持つことも大切です。

開業するにはたくさんのモノやコトの準備が必要ですし、また、開業後即受注ということは余程のコネクションや人脈が無ければ難しく、受注するためにも何らかの営業活動や宣伝活動が欠かせません。

どんな業種であろうと独立開業する場合には「受注ゼロの期間が〇〇か月あっても大丈夫」という資金的準備があることが望ましいのは言うまでもありません。

 6.プロのICとして活動するための道具を揃えること


インテリアコーディネーターとして活動するためには、様々な道具類が不可欠です。

上記4.にも関係しますが、細々とした道具類を持ち、使える技量が大事です。

 



PC関連では、PC、プリンタ、スキャナ、FAX、CADソフト、画像処理・加工ソフトなどが必要です。



PCはノートでもデスクトップでも良いですが、大型のワイドモニタやデュアルモニタ対応にしていれば仕事の効率が良くなります。

また、PC本体のスペックは高いものを用意したほうがCADソフトや画像処理も速くできます。
CPUはCore-i7、メモリは8G以上、記録ディスクはHDDよりSSD、グラフィックボード付きで。

PCを買い替える際には、メーカーは問いませんが、できる限り高いスペックのものを選びましょう。



CADソフトはICでも使う人がまだ少ない状況です。
CAD利用の多くのICが使っているものは、A&A社のVectorworks(Vw)で、高価ですが使えると便利かつ有利です。
CADにはフリーソフトもありますが、完成度の高いプレゼン資料を作るには、有料のものを最初から利用すべきです。

(ちなみにインテリア系、デザイン系ではVw使用者が多いのに対して、建築系の方はAutoCadを使っていることが多いようです。)

また、最近では顧客から3Dパースを求められることもあり、手軽にパースを作成できるソフトとして「インテリアデザイナーNeo」を利用しているICが多くいます。短時間で3Dパースを作成できるため、仕事の効率を上げるのにはお薦めです。

  



画像処理ソフトもいろいろありますが、Adobe Creative Cloud を使えば、様々なAdobe製品を利用することができます。

また、プレゼン資料はもちろんのこと各種資料を作成するためにも、Microsoft office は欠かせません。

  



プリンタはプレゼンテーションのためにもA3対応のものが良いです。スキャナとFAXもあれば便利ですから、これらを満たす複合機が便利です。SOHOなら複合機で十分です。

  
 
 



現場や作業関連では、メジャー、スケール定規、レーザー測定器、ノギス、カラーガイド、デジタルカメラ、色えんぴつ、電動ドリル、ドライバセットなどが最低限必要です。



メジャーは小さなものでも良いとは言えず、5mほどの距離を計測できるものは必要です。 (幅19㎜程度はあったほうが丈夫です。)





スケール定規は図面を見る際には欠かせないので、数種類は用意しておくべきでしょう。 左側が15㎝で、右側が30㎝のものです。

  



レーザー距離測定器は広い空間や高い天井での採寸に重宝します。
ボッシュ製やマキタ製のものがしっかりしています。

  



ノギスはあれば便利で、狭い部分を測ったり、厚みを測ったりするのに重宝します。





カラーガイドは現場での色確認や色合わせにも使えます。

     



デジタルカメラは採寸時や完成時の様子を残すほか、コーディネートプラン作成時の元データとしたり、CADや画像処理でも利活用できます。一眼レフがあれば、施工前後の撮影も綺麗かつ詳細に撮影できます。





色えんぴつやコピックは手書きの際には欠かせません。CADを使うと使用頻度は低くなりますが...

  



電動ドリルは小型で構わないので、ドライバセットと持っていると現場作業時に役立ちます。リョービ、マキタ、ボッシュなどのメーカーはお好みですね。

     


 


この他、独立開業の場合はEメールだけではなく、営業や広報のためのWEBサイトやブログなども必要と言えます。

大手プロバイダのフリーメールももちろん使えますが、独自ドメインのEメール、サーバやWEBサイトを用意した方が対外的な信頼度が増します。
(ITやWEBなどについて、どうしたら良いのか分からない方はご相談ください。)



本当はもっともっと細々としたことが沢山ありますが、やはり自分で気が付かなければならないことが多いと思います。

ICとしていろいろと苦労や努力するからこそ、たくさんの発見や気付きも得られ、お客様の顕在化したニーズだけではなく、潜在的ニーズにも気が付くことが出来るようになるのだと思っています。

また、多くの仕事や職種を経験したり、家事や子育てや介護など自分自身の生活がベースにあるからこそ、ICとしての提案も生まれると言えます。

ICの仕事の対象であるインテリアは「人が居てこそ」の空間なのですから。

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